🎙 冒頭のラジオトーク

出典:ラジオNIKKEI

「きょうカブ!鎌田伸一の今日の株式――ですが、今日は鎌田記者がお休みですので、私のほうから東京市場の動きをお伝えします。」

7月18日の東京株式市場、日経平均・TOPIXともに反落となりました。

✅ 東京市場の動き

指標終値前日比騰落率
日経平均株価39,819円11銭-82円08銭-0.21%
TOPIX2,834.48-5.33-0.19%
東証グロース250738.11-9.63-1.29%

「ナスダックが史上最高値を更新するなど、昨日の米市場は活況でした。その流れを受けて、東京市場も朝方は高く寄り付きました。」

寄り付きでは日経平均が4万円台を一時回復。しかし――

「目先の節目を超えた後は方向感に乏しく、週末要因、さらに日曜の参院選を前に様子見ムード。結果的に手じまい売りが優勢となりました。」

🔻  値嵩半導体が足を引っ張る

指数の下落要因となったのは、アドバンテスト・東京エレクトロンなどの 値嵩半導体株

  • アドバンテスト
  • 東京エレクトロン

米ASML決算の影響も引き続き警戒され、利確売りが目立ちました。

一方で、証券株の一角は買いが入る展開となりましたが、全体相場を支える力には至りませんでした。

💹 売買動向と商品市況

項目数値
プライム売買高14億8,535万株
プライム売買代金4兆45億5,190万円
値上がり銘柄数543(33.4%)
値下がり銘柄数1,037(63.8%)
変わらず44銘柄

商品市況は堅調。

  • 国内金先物:16,097円(+32円、+0.19%)
  • 東京原油先物:61,610円(+1,210円、+2%)

📉 大引けの総括

「日経平均は4万円台を寄り付きで一瞬超えたものの、維持はできず反落。参院選前という特殊要因もあり、全体的に様子見姿勢が強まりました。」

結局、日経平均は82円安の39,819円11銭で取引終了。

✅ 今日のまとめ

  • 米ナスダック最高値を追い風に朝方は4万円台回復
  • しかし節目突破後は方向感なく、週末・参院選前の様子見売り
  • アドバンテスト・東京エレクトロンなど半導体株が下落要因
  • 証券株は一角で買いも、全体相場は支えきれず
  • 商品市況は金・原油とも堅調

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